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道しるべ

5/25 景気ウォッチャー調査

業績動向を見る場合には昨年対比という指標が一般的ですが、この直近の昨年対比は、正直なところ昨年には3・11があった割にはあまり良い数字が出ていない感ありで、同業の方々のお話でも同じ様な傾向で、少し気になるところです。
 
そこで世間的にはどうかと思い、内閣府の行なっている景況ウォッチャー調査なるものを見ると、ここのところ少し景気が回復の兆しを見せ始めているとの様子です。
 
解説によれば、景況感とは、動向を敏感に反映する現象を観察できる業種の経営者やそこで働く人たちから景気について聞いたもの、つまり景気に関する街の声を反映したもので、50を上回ると景気が上向いている、あるいは先の見通しが良くなっていることになるとのことです。
 
          
 
理由として、特に東北復興や自動車の好調で雇用が改善されたことや、又家計動向消費の活性化が見られたこと、サービス関連の景況感が上昇してきたこととありました。
 
どちらにしても、そういう状況ならばとても望ましいですが、仮に一時的に景気が良くなったとしても、それが政府の財政出動、公共事業や補助金が主な理由では一時的な景気の押し上げ効果しかなく、上昇した景気はやがてその反動でまた落ちるのが常ですし、ましてや今夏の電力不足を思うと、はじめからそういうケースを織り込んでおく必要があります。
 
要は「ぬか喜びは禁物」ということですね。
 
どんな時代であっても、企業の業績とは、その時代や市場のトレンド・需要の変化・競争環境の変化だけで決まるのではなく、企業がどのように「不断の努力」してきたかのかで決まるのは、言うまでもないことでしょう。
 
その中で、やはりキーポイントは、やみくもに売上高や量ではなく、企業としていかに競争を回避する強みを持つのか、又より高い収益が生まれるビジネスの仕組みづくりをするのか、これからの経営での大きな舵取りだと、心して取り組んで行きたいと思います。
2012-05-25 15:27:14 | RSS