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道しるべ

2/28 結婚式

先週末に業界でお世話になる方のご子息の結婚式にお伺いしてきました。
 
いわゆる、跡継ぎされるご子息のお披露目でもあり、こうして若い人が業界に入ってこられるのは、同じ玩具業界の人間としても大変頼もしく、心強いものです。
 
また、こうして祝宴に参加させて頂く事で、日頃余りお会いしていない業界の方とも同じテーブルを囲んで親しくお話が出来ますし、またその会場に着くまでの道中でも、車内での同業者さんとの情報や意見交換も、又大変貴重な機会です。
 
お互いに色んな話しをする中で、今後の業界の将来性などの話題もあったりで、とても啓発されますし、またそれに連れて新しいアイデアが浮かんだりします。
 
現在の玩具小物業界は、市場規模では余り大きくは無いですが、それでもまだまだ多くの業者さんが居られ、各社それぞれに活動されています。
 
整理淘汰された業界とは違って、流通各層の各社それぞれが自在に繋がって、例えば、コンピュータ用語で言えば、前者は前時代的なホストコンピュータに端末のシステムに対して、小物業界はパソコンベースのインターネット的動きとでもいいますか、言い換えれば、規模は小さくてもパソコンの並列処理的動きで高い能力を発揮する仕組みと例えても良いかと思います。
 
そういう有機的な繋がりを持つ業界だからこそ、また色んなアイデアが出て来ます。例えば大阪業界として、各社が持つ在庫を共通在庫情報として一元化すれば、地方の顧客からは大阪業界としての在庫をそれぞれに取引している各社の在庫として捉えて見る事が出来る様になります。
 
もちろん、在庫の所有権による優先使用権などの交通整理は当然必要でしょうが、短時間に業界在庫が一覧出来れば、販売のチャンスロスを減らせて、結果(売買双方の)利益に繋がるのは容易に予想出来るでしょう。
 
実際これを実現するには、おそらくより一層のIT技術が必要でしょうが、それでも基本的な業界や各社の位置づけが共通認識として明確になっていれば、決して夢物語では無いと思います。
 
現に、既に色んな業界で、IT技術を駆使しての情報の一元化で、顧客(消費者)に利便性を提供している例が多くある様です。もっと言えば、電話のある時代に、それ無くして仕事が成り立たない様に、色んな形でIT技術を使う事無くしては、ビジネスが出来ない時代とさえ言えると思います。
 
それに付けても、要はどんな自社の在り方にしろ業界の仕組みにしろ、顧客に望まれるサービス提供をいかに出来るかが考え方の基本にあること、これに尽きるのでしょう。
  
こう言ったアイデアに限りませんが、「明日」という近い将来を垣間みれる思いがします、もっともっと考えて行きます。
2012-02-28 10:05:22 | RSS