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道しるべ

2/17 上杉鷹山公

 

東北旅行の話はこれで終わりますが、後半は、宮城県・仙台から山形県〜福島県へ移ります。
 
道中、米沢市を通るとなれば、これはもう寄らない訳には行きません、上杉鷹山公の足跡を辿れる伝国の杜「上杉博物館」です、この様に改めて現地を訪ねる事で、その歴史に触れて親しめるのも旅行の面白さです。
    
 
上杉鷹山公については、既に良く知られていますが、宗教家の内村鑑三が「日本を代表する日本人」としてその五人の中に挙げて世界に紹介し、JFケネディがアメリカの大統領就任当時、日本人記者団との会見で「最も尊敬する日本人は、上杉鷹山である」と答えたとか、その逸話には事欠かない傑出した人物に違いありませんが、地元では必ず「公」を付けて呼ばれる様に、偉業以上に一般の人々の間で親しみ慕われているのが印象的です。
 
おそらくその理由として、鷹山公は、窮乏の米沢藩政を立て直した名君と呼ばれる一方で、「複眼で読む上杉鷹山公秘話・ヒューマニスト上杉鷹山」というHPに詳しくある様に、その人情・人間味溢れる人柄の為せる業なのでしょう、知れば知る程その深さにただただ頭が下がります。
 
「温故知新」とは今更ですが、まだまだ知るべき多くの歴史的事実があり、そういう幾多の無形の財産を持つ日本国に誇りさえ感じ、先人の英知を決して無駄にしてはならないと、つい殊賞な気持ちになりました。
 
鷹山公が共鳴した荻生徂徠の書『太平策』の中で「学問・仁徳のない藩主の治める国(藩)は、早く老衰して、やがては権力が下の者に移り、大海を手で防ぐ様などうしようもない下克上の状態に陥る」とあります。
 
今でも十分通用する原理なのでしょう、例え小なりと言えども1つの組織には、やはり目に見える「理念」は必要だと感じました。

2012-02-17 09:35:10 | RSS