道しるべ
2/12 東北社員旅行
この週末に、社員の皆さんと一緒に東北地方に足を伸ばして来ました。
たまたまでしたが、あの3・11からちょうど11ヶ月目にあたる日でもありました。
そういう訳でも無いのですが、全国にお客様が居られる中で特に東北地域のお得意様の動向は何時も気掛かりでしたし、出張員だけでなく他の多くの社員が現地の事情を少しでも知る事も大いに大切だと思い、やはり一度は皆で訪れたいと考えていました。
何より「百聞は一見にしかず」で、まずこの目で見て耳で聞いて在りのままを実感する事が一番という事で、結果、現地に行って現地で消費する事で、そういう面でも幾かでもお役に立てたかで、色んな意味でとても有意義な旅行でした。
かつての阪神淡路の経験が今回の東北でも色んな方面で多く生かされた事は周知の事ですが、当地の方の話の1つとして、民間レベルでも特に関西方面の方々が震災後にも多く訪れられたとの事、そこには「震災体験してるから、、他人事(ひとごと)と思えないから、、」と、また震災体験を持つからこそ出来る細かい支援を受けれてとても心強く本当に有り難かったとの事、一関西人としてもこういう話を聞けて、とても嬉しい思いでした。
そして思いました、やはり相手の事も「自分の事」として受け止めて初めて、まっとうな関わり方が出来ると言うことなのでしょう。
ただ一心に相手の立場に立ってものを考える、また余り経験がなくとも自分がもしその立場だったらどうかと、出来るだけ「想像する事」で、よりいっそう寄り添った立場で考えられる、、引いては人を思いやれる、これこそがサービス精神の原点なのだと思います。
そして、我々、卸売りというサービス業を営んでいる以上、顧客の立場に立つとはそう言うことであり、そこからがこそ、あるべき仕事像を見出す出発点だと改めて教えられた思いでした。
それにつけても、当地での色んな方とのお話を通じて、何より同じ日本人として、地方を超えてお互いに繋がりつつ陰ながらも支え合っている様にも感じれて、心強くも心温まる旅となりました。
まだまだ語りたい話があります、次回にも続きます。
2012-02-12 19:15:04 | RSS