道しるべ
1/10 「ミッション・インポシブル」VS「スパイダーマン」
手軽なレジャーとしてたまに映画を楽しむ中で、今回は今話題のMIを観て来ました。
評判通りの飽きさせない演出とスピード感溢れるストーリー展開で、観客の方も多く、興行的にもこの冬一番なのも頷けます。
原作もそうでしたが、今回は特にメンバー同士のチームワークにも焦点を当てて描かれているので、一人のヒーローが中心の例えばスパイダーマンの様な映画とは、確かに違う要素を感じさせ、とても興味深いものでした。
理屈抜きに、お互いが力を合わせて事を為すのは、見てて気持ち良いものですし、素直に日本人の感性に合うのかも知れません。
実は、昨年の当社の仕事上でのキーワードが「チームワーク」という事もあり、互いの能力を出し合って高い生産性を上げるという意味では、この映画の要素はそのまま日頃の仕事にも通じます。
でも、ただ単純にチームワークと言われても、そう事は簡単には行かないのも事実です。誰もが、こう在りたいと思いながら、現実は違う姿である場合が多いでしょう。
「日本の労働生産性はOECD(経済協力開発機構)30ヵ国中20位」・「主要7ヵ国の中では、1994年以降、14年連続で最下位」という事実が、今日の現実を物語っています、世界的にも高い生産性を誇る製造業があってもそうなので、我々卸業を含むサービス業でいえば、もっと深刻な様です。
人・物・金でいえば、人材・商品力・資本力が、企業のベースですが、例え商品・資本の力があっても、厳しい商環境の中で差別化がしにくくなり、やはり最後は人がキーポイントになるのでしょう。しかし、いくら良い人材が会社に居たとしても、せっかくのその人材を生かす力(マネージメント力)が無ければ何にもなりません。
製造業のみならず例え我々卸業者といえども、今後一層それが大きく問われる時代が来る様に思います。
とても奥深いテーマなので、これからも考え続けて話題にも取り上げて行きたいと思います。
2012-01-16 09:59:45 | RSS