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7/10 USJと臨海リゾート そして 東京ディズニーランド

最近、久々に先行きの明るいニュースを聞くことができました。
 
なんでもユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が、カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を検討していることがこの5日に分かったとのこと。
 
 
IRとは、統合型リゾート( Integrated Resort )の略称、Wikipediaによると「国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などにカジノを含んで一体となった複合観光集客施設のこと」とあります。
 
USJが参入とは、言うまでもなく立地的な相乗効果を狙ったもので、誘致予定地の舞洲や咲洲とUSJのある此花区とは目と鼻の先、もし誘致となれば橋や海底トンネル建設は必至ですので当然の判断でしょう。
 
「USJは、今月15日に開業する映画「ハリー・ポッター」をテーマにした新エリア(投資額約450億円)が国内外から大きな注目を集めている。昨年度は年間入場者数が1050万人だったが、継続的に追加投資を行い、今後5年程度で年間1500万人まで増やすことを目指している。カジノが実現すれば、入場者がさらに大幅増が狙え、東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)と並ぶ、日本の一大観光スポットになりそうだ。」と記事は結びます。
 
また関西経済同友会は、日本国内の各地で進むカジノリゾート誘致計画の一つである、関西経済に新風を吹き込むことを目的とした大阪市舞洲への統合型リゾートについて詳しい提案を発表したとの記事がありました。
 
この計画は、舞洲や夢洲、咲洲から天保山やUSJを含むベイエリア地域のおよそ79万3000平方メートルで開発が計画されています。統合型リゾート内には、約6万人が収容可能な大会議室をはじめ、約3万平方メートルの展示場や関西ミュージアムを建設し、文化や芸術の土台とし国内外からの集客アップを目標にしてるようです。
 
CLSAのアナリストのジェイ・デフィバー氏はリポートで、 大阪のカジノ立地は東京の陰に隠れて見過ごされがちだが、試算では事業収入は年45-50億ドル(4700億-5200億円)と、シンガポールの施設を上回ると指摘。
 
経済効果としては、大阪府の資料によると、カジノは世界120か国で合法化されており、カジノを含む統合型リゾート(IR)は観光振興や地域活性化、雇用創出、税収増大に寄与しているとのこと。
 
関連記事を集めてエッセンスを一覧に記しましたが、読み進めて行くうちにこちらまでワクワクしてきましたね。
 
正にサービス産業・観光立国の幕開けに相応しい事業です、おりしも2020年の東京オリンピック開催予定、世界中から多くの人々が集まります。
 
「おもてなしの国・ニッポン」「礼節を知る国・ニッポン」、培われて来た日本の文化や国民性を世界に発信する最高のチャンスではないかと思います。