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道しるべ

8/31 今夏の商況とリスクテイク

今日で8月も最終日、実質的には夏の商戦の趨勢が見えて来た頃ですが、当社の仕入先、同業者、お得意先、小売店さまの話を総合すれば、数字で言えば昨対85%ほどが相場ではなかったと推察され、良くても昨年並み、悪いと数字を言うのも憚れるくらいの、大変厳しい夏期商売だった様に思われます。
 
ただ、飽くまで平均の話で、昨今ではその傾向がどことも一様ではなく、何かにつけ「まだら模様」のような違いがあるのも事実です。
 
例えば、小売りサイドの話で言えば、今夏の酷暑や異常気象のせいか、大型ショッピングセンター内店舗は、まずますの数字であった反面、路面店では、明らかに天候が理由で客数減少が大きく影響して、売上は厳しかった様です。
 
ただ総じて「アベノミクス」効果は何処へやらで、目先の電気代ガソリン代の値上げのニュースから始まって、何やら先行き不透明感は相変わらずで、日常品への出費などへは一層消費者のガードは固くなる一方の様相です。
 
しかし、今更ですが、商環境自体はどの業者も皆同じです、その中で如何に仕事を続けて行くかが一層問われるだけですので、ある意味開き直って原理原則に従ってりで取り組んで行きたいと思います。
 
そこで、こんな難しい時代ほど基本が大切ということで、企業経営の名言の1つである「リスク無くして利益無し」との言葉をもう一度噛み締めてみたいと思います。
 
現在経営の指南書である「マネジメント」の著者PFドラッカーによれば、リスクには4種類があり
 
 1・負うべきリスク    (生来的・本来的リスク)
 2・負えるリスク     (身の丈にあった経営)
 3・負ってはならないリスク(根拠の無い掛けやギャンブル)
 4・リスクを負わないリスク(変化を拒む現実逃避)
 
の、以上に分類できるとのことです。
 
特に、意識したいのは、4番目の「リスクを負わないリスク」です、身近な感覚では、環境変化に関係なく今までやって来た事を今後も変わらずやっていくという姿勢です。
 
これは一見「ローリスク・ローリターン」の選択と捉えがちですが、実はそれは「ノーリスク・マイナスリターン」ということだとのこと、生物学的にも環境適応出来ない種は絶滅して行くという歴然たる現実と同じ事がビジネスの現場でも起こって行くということだ、と改めて理解する必要があります。
 
こんな「変革期・不況期」だからこそ、しっかりと腹に据えて、今後とも取り組んで行きます。
2013-08-31 07:49:22 | RSS