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道しるべ

8/20 「非常識な本質」

今年のお盆休みは13日から16日までの4日間取らせて頂きましたが、特にいわゆる「盆暮れ正月」は、交通機関や道路は混雑しますので、返って都心で静かにしている方が快適かなと思ったりで、最近はおとなしくしている方が多くなりました。

そんな訳で、時間がゆっくり取れるこの機会に、少し読書をしてみようということで、あるブログで紹介があり興味を引いた「非常識な本質」という本をさっそくAmazonで入手して読んでみましたので、その感想を少し。

実は購入時には知らなかったのですが、今年の8月早々に出されたこの本は、先週のAmazonキャンペーンでビジネス経済部門で見事1位を獲得したとの事でした。
 
                
 
著者は清水和敏さんという自動車業界では知らない人は居ないくらいに著名な方で、日産のレース監督時代は全戦全勝の偉業を成し遂げ、 エンジニアとしてはポルシェ、フェラーリを超えた 世界初のマルチパフォーマンス・スーパーカー「日産GT-R」の開発責任者、名付けて「ミスターGT-R」とも言われている人です。

いわゆる一業を成し遂げた人というのは、どこか違うところがありますね、そんな一面をご本人自ら語ってられるので、単なる学者先生方の机上論ではない生々しさが伝わってきて説得力もあり、紆余曲折を経た後に到達した氏の世界観が光り輝いて見え、理屈抜きに面白い内容です。

少し、目次を引用させてもらえば、、

*「本質」を見つけるには、常識にとらわれていてはいけません。 必ず、それは常識を越えた向こう側にあるからです。 

 ●勝つためには予算と人員の削減が必要 
 ●世界一の楽しさを知っている人は、世界一苦しんだ人 
 ●日本製は評価されていない 
 ●ヒット商品は99パーセントの反対から生まれる 
 ●エリートほど使えない 
 ●ヒト・モノ・カネ・時間の過剰はチームを崩壊させる 
 ●好きなことを仕事にしたいという人は絶対に成功しない 
 ●人間の能力は無限 
 ●公式書類の定説はつねに嘘 
 ●いちばんデキる人間に作業させるな 
 ●学校の勉強はしてはいけない 
 ●いちばん速いクルマはレースで負ける 、、、etc

この触りだけでも、普通とは違うよな、、って思われませんか、でもよく考えれば、世間や周りの雑音ノイズを消してゼロリセットして見通せば、これ以上無いと思えるのほど「当然なこと」を語ってられるような気がしますし、特に「勝てる・強い組織」の運営については同時に多くの示唆を頂きました。

個人的には、こういう一見「型破り的」スタンスは好きな方ですね、いや単に好き嫌いで分ける事自体不遜なことかも知れませんが、ある種憧れる部分を感じます。

私も微力ながら、自分の世界で同じようなスタンスで仕事をして行きたい、と素直に思います。

それにつけても、私たち日本人は、本当にとても恵まれてますね、歴史上の幾多の偉人・先達ばかりでなく、今もこうして清水さんの様な多くのすばらしい人たちが輩出し、書物を通してでも身近に接することが出来るんですから。
2013-08-20 14:14:35 | RSS