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道しるべ

5/2 マインドマップ

「マインドマップ」というのを数年前から知ってはいましたが、一応、中央にイメージ(イラスト・キーワードなど)を描き、そこから四方八方にツリーを広げ、中央のイメージに関連・連想される言葉やイラストを描いていくという1960年代に英国のトニー・ブサン氏が発案・提唱する記述法とくらいの理解で、そのPCソフト版がけっこう数多く出来ていたのは知りませんでした。
 
                       
 
そんな中で「マインドマネージャー」というソフトがあり、その効能についての記述に、ビジネスにとても参考になる内容がありましたので記しておきたいと思います。

いくら新しい発想法といっても、ビジネスで活用するには、そもそも現代のビジネスがどんなものかをちゃんと把握する必要がありますが、まず定義付けとして、

*「製品」「サービス」「 事業モデル」の3つの綜合評価が顧客にとっての商品(価値)となり、この綜合を「結合子の束」と呼び、それが商品となる。
結合子がなければビジネスは成立せず、生活者も企業も何らかの課題解決を迫られており、その課題を解決する"モノ" "コト”が結合子であり、顧客に選ばれた選択肢のことを言う。

とのことです。

当社は小物玩具の卸売りがベースですので、全てが当てはまるかは分りませんが、少なくとも今日までは「製品」だけを売る物との考えが大半だった様に思います。

後の要素「サービス」「 事業モデル」につては極めて意識が希薄だったのは否めません、玩具は流行ってなんぼ、売れる物さえあれば、、の意識が未だに根強くあるのは事実でしょう。

しかし時代や環境はもうそういう甘い考え方を許してはくれません、如何な「サービス」を展開し、又ローコストで運営するかの「事業モデル」を明確に意識して経営に当たっていくことを、再度強く意識しました。

また、解説の中で語られていることばとして「夢(ロマン)をもちつづけると、その夢が実現するといいます。 アトラクタ(結合子)が飛び移るのです。 起こりつつあるカオス軌道の目を、いちはやく発見する、その情熱をもちつづけることが、成功のカギです」とありました、青臭い様ですが、全く同感です。

そして、その集大成の言葉が「希望」だと思います、すべてはここから始まるのだと痛感するこのごろです。
2013-05-02 21:31:38 | RSS