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道しるべ

3/15 減点主義と加点主義

いわゆる社風や企業文化は、長年の積み重ねから醸成されていくものでしょうが、経営者の考え方がその根元にあるのは言うまでもないでしょう。
 
又それが広く社員さんに染み渡って定着してこその社風・文化ですが、それには会社の持つ社員さんへの評価基準も大きな要素なのも事実でしょう。
 
その視点で言うと、世には人事制度として大きく分けて減点主義と加点主義の二つがあり、そのどちらが企業の根っこなのかで大きく分けられる様に思います。
 
ここで少し気になるのは、そもそも日本の企業は基本的に減点主義だった歴史があり、その理由が終身雇用制度に依拠しているとの話です。
 
何となく工場労働者を彷彿させる情景ですね、確かに工員を終身雇い囲み、指示通りに間違いなく労働する事が求められていた職場です、おそらく戦後には大半はこんな会社が主流だったでしょうし、その他の業種もそれを模していたと思われます、又それで上手く行った時代だったのしょう。
 
しかし言うまでもなく、今日の世情は様変わりしています、減点主義ではもうやって行けない時代ですし、実は日本企業の中で高いパフォーマンスを上げている人材の多くは、自ら加点主義的に行動している人がほとんどだとの事実も素直に受け止める必要があると思います。
 
当社もしっかりと「加点主義」評価制度を明確にして行きたいと思いますが、1つの参考として、英語の社内公用語化、店長・管理職全員が海外勤務など、日本一先進的な経営者・ファーストリテイリング社長  柳井 正氏のインタビューの中で関連した事柄を語ってられたので、以下に紹介しておきます。
 
「まず、最初に伝えておきたいのは、失敗というのは「貴重な経験」だということです。

 経営者という立場から言えば、致命的な失敗はダメだけど、少々の失敗は許されるという包容力のある企業風土をつくるべきだと思うんです。しかし、これが微妙なところで「包容力がある」というのと「甘い」というのはまったく別物でね。甘い企業風土で、失敗したからといって、ニコニコしていたら、どうしようもありません。

それに、ほとんどの人は失敗したときに自分のせいじゃなくて他人のせいにしてしまうものなんです。だから、せっかくの成長のチャンスを棒に振ってしまうし、そして結局、また同じ失敗を繰り返す。それでは、失敗から学ぶことはできません。
 
                   ー中略ー
 
だから、失敗を大げさに考えすぎて足踏みするより、チャレンジして一歩前に踏み出す勇気を持ってほしいですね。

チャレンジにはリスクがあります。でも僕は、いい仕事をしようと思ったら、リスクは取らねばならないというのは真理だと考えています。僕も社員には「失敗しても命までは取られないから」と常々言っています(笑)。

失敗を恐れて何もしない人より、結果を求めて仕事を練りに練り上げ、それでも失敗をしてしまった人のほうが、次に成功する確率ははるかに高いのではないでしょうか。」
                                     (引用:プレジデント)
2013-03-15 06:26:22 | RSS