道しるべ
10/18 ひいなの湯と銀波荘
少し趣向を変えて、今回は大阪近県の手頃に楽しめる温泉で何かの折に利用したこともある中で、名所といわれるほどでは無いけれど、また機会あれば行ってみたいと思わせる宿を2軒紹介します。
一軒は大阪府と和歌山県堺にある昔風情の残る漁港の宿と、、
加太淡嶋温泉 大阪屋 「ひいなの湯」夕陽の眺めが美しい露天風呂と新鮮な魚料理が自慢の宿
もう一軒は、岡山県に近い兵庫県の端・播州赤穂の赤穂御崎の梺にある宿です。
赤穂温泉 銀波荘 「海に面した露天風呂の宿」
両旅館に共通して感じるところは、所謂リピーターとしても行きたいなと思わせるところと、決して資本的な余裕が潤沢にある訳では無い一般の中小の温泉宿でも的を絞った投資をすることで、大手にも負けない魅力的な場所にしているところです。


ひいなの湯 「あくら」 銀波荘 ガーデンスパ「海遊浴園」
当社の様な一小企業の立場からしても、とても参考になる実例です、まず「ひいなの湯」ですが、和風ダイニング「あくら」と銘打って、加太港を眺望できるロケーションにある別棟に新築されたオープンキッチン形式の食事どころが一押しでしょう、もちろん生け簀からいろいろな新鮮で旬な魚を存分に堪能出来ます。
又「銀波荘」では、ガーデンスパ「海遊浴園」と称して「趣向を凝らした2つの大浴場は、赤穂温泉の効能豊かな泉質と相まって くつろぎもひとしお。 中でも水平線に 溶け込むような露天風呂は、 朝に夕に移ろう景色を映し、 夜には湯船にも星が瞬く、 楽園の心地よさです」、、、と自慢されるそのままの素晴らしい温泉が目玉でしょう。
つい、宿に成り代わって宣伝してしまいましたが、何より自身の特長を良く弁えて、それを最大限発揮するために夫々食事と露天温泉に集中投資し、見事に顧客の支持を得ていることに感銘を受けました。
こんなところにも、小は小なりに生きる道を実現している姿を見て取れて、大いに参考になり又刺激を受けた次第でした。
機会あれば、次は未だここを知らない人にも紹介したいなと思いました。
2012-10-18 09:27:13 | RSS