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道しるべ

7/21 「次行程はお客様」

理系の話の勢いを買ってという訳ではないですが、工学系に関連する話題として「品質管理」について紹介したいと思います。
 
品質管理(QC)は、JIS(日本工業規格)において「買手の要求に合った品質の品物又はサービスを経済的に作り出すための手段の体系」とされています。
 
それは、不良品ゼロを目指すための品質管理活動として1960年代頃から日本の製造業現場に広く普及し、その創始者の1人・デミング博士の名はよく知られています。
 
製造部門に限らずサービス部門や管理部門など全社的にQC活動を広げた活動を、TQC(Total Quality Control)と呼び、このTQCやTQM(Total Quality Management)が、1990年代以降のアメリカの製造業の復活に大きく貢献したとあります(出典:wikipedia)
 
日本でも同じ様に、品質管理の考え方は、今日ではあらゆる業種に応用されて、経営改革等の言葉として使われるようになっています。
 
その中で、「次工程はお客様」という概念は、品質管理の3大標語として製造業では以前からよく使われている言葉です。
 
1.自分の工程(役割)での責任。
2.前工程の次工程に対する品質の責任。
3.前工程に正しい品質を要求する責任。
 
この三つの責任を果たすことを品質管理では求められます、製造現場のベルトコンベアを想像すると判り易いですね。

ただ我々の様な流通業では、この意味は「自分の仕事(行程)の先にいる人に思い(想像)を至し、出来るだけその人の仕事が楽になる(スムースにこなせる)様に自分の仕事を工夫する」という事だと、私は考えます。

「働く」とは「傍を楽にさせること」と、よく語呂合わせに例えられる様に、常に次の行程(相手)の現状・環境を想像して自分の仕事をする(というより積極的に繫いでいく)事が肝要なんですね。

これは、社会生活での基本的な要諦でもあると思います、単刀直入にいえば「思いやり」であり「相手の立場にたつ」ということです。又それには色んな立場に立った経験・苦労が大きくものを言うでしょうし、その経験から想像力を使って自分ならどうかとの視点で相手を理解することでもあります。

確かに、大部分の仕事は外見上は「作業」に見えますが、ただ周りとのチームワークの中で、どれだけの心(想い)が入っているかが問われるのだと思います。

でも考えてみれば、例えば子供の頃の運動会でリレー競争の時にした「タスキ渡し」や「バトンタッチ」と同じ事をすれば良いだけの事ですね。
 
その気になれば誰でも出来るんです、是非に「次行程はお客さま」のイメージを皆で共有する職場に出来ればと思います。

2012-07-21 07:17:57 | RSS